小豆に比べ、味わい深く、光沢も美しい高級品です。
小豆の中でも、特に粒が大きく、皮切れの無い品種群のことを言います。
大粒の食感は、小豆には無いもっちり感で、噛むほどに奥深い豆本来の味を堪能できます。
その昔、大納言の官位には、切腹の習慣が無かったことから名づけられたようです。

小豆には、玄米に近い量のビタミンB1を多く含むといわれています。
また、アントシアニン・カリウム・サボニン・ナイアシン・食物繊維等も豊富に含まれている体にやさしい優良食品です。
疲労回復や筋肉痛・夏ばてなどにも効果があり、中性脂肪やコレステロールを低下させる働きもある為、高脂結晶や高血圧の予防に効果的です。
特に、北海道の十勝産小豆は、厳しい冬を乗り越えた身の締まった特選品です。

いんげんの一種で、食物繊維やビタミンB1、亜鉛等も豊富に含まれています。
手亡の由来は、他の豆が蔓が伸びたら支柱の『手竹』が必要なのに対し、手亡はこの『手竹』が不要である為、『手竹のいらない豆』すなわち『手亡豆』と呼ばれるようになったようです。